梱包ってなんだ??
オートレースしていると遠征があります。遠征というのはホームロッカー場でないレース場へ出向いてレースをすることです。
ぼくの場合は伊勢崎がホームです。
それ以外のレース場へは「遠征」と言うことになります。
ぼくが選手になる前は基本的にグレードレースにならないと「遠征」というものが存在しなかった時代もあるそうです。
といっても現在は全国交流でS〜B級まで全国5会場を転々としてレースをします。
ただ、ホームのレース場でのレースが一番多くなるので、それだけは抑えていてください。
ちなみに遠征前は

こんな感じなっています。これはぼくのロッカーの一部ですが、タイヤがまだ梱包されていません。タイヤはシャフトを使いひとまとめにして送ります。
また競走車や工具は

こんな感じです。写真がいまいちわかりずらいので申し訳ないのですが、競走車にはカバーをかけてレーシングスーツや部品などは箱に入れて送ります。
どうやって送るかというと
陸送です。
輸送業者の方が競走車や梱包箱を運んでくれます。motoGPやF1みたいにチームのトラックがあって輸送してくれるようなイメージです。
オートレースの場合は遠征選手の分の輸送が存在します。
「川口行き」や「浜松行き」といった荷札を競走車や梱包箱に貼ります。これをみて輸送業者が荷物を運んでくれます。
川口行きが1台、浜松行きが2台といった具合に、そのレース場から必要台数分だけトラックが存在します。稀にトラックに乗せる台数が少ない時がありますが、現在は結構ギュウギュウに入っています。
遠征の準備ができたら次のレース場ではこの梱包をほどくところからレースが始まります。
遠征先にいったらしっかりと競走車の整備をできる体制を取れないと行けません。部品を持っていったり、道具を持ったり、タイヤを持ったりと意外とオートレースは運ぶものが多いです。
レースの裏側、今回は梱包に関する記事を書いて見ました。